Compassブログ ~人生という航海へ向けて~

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【趣味】ハコヅメ~たたかう!交番女子~(第1話~第4話、特別編①,②)

今更ながら、ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』を観ました。

日頃ドラマは観てなくって。。。

 

原作漫画とは多少異なる切り口で、

ハコヅメという物語を描いているなというのが印象です。

全体的には、原作のコメディな雰囲気は少し抑えられ、

ドラマティックな表現・演出になっていると思います。

 

すなわち、

同じ舞台、同じ構成パーツを使った異なる系譜の物語

なのだなと。

  

それは良し悪しという話ではなく、表現媒体の性質による差異かなと思います。

オープニング 

私は それからの人生で この日の出会いを何度も後悔することになる

引用:秦三子「ハコヅメ~交番女子の逆襲~ (1)」

ハコヅメの象徴的な導入であるこのカットがなくなっていたのは意外でした。

あるいは、この後、なんらかのエピソードに組み込むのか。

 

ドラマは同期の桜編を主軸にしている雰囲気でしたので、

同期の桜編のクライマックスを考えると欲しかった・楽しみだったシーンです。

 

漫画とドラマ 全体として感じたこと

動と静

ドラマという映像作品になることで、

キャラクターの動きが現実的に活き活きと感じられた部分が、

やっぱりドラマだなーと思いました。

動きが必要な部分に勢い、映えが出る。

 

また、逆に会話のテンポが必要な部分、静の強調的なカットは、

やっぱり映像にしてしまうと、間延び感が出ている部分もありました。

 

物語構成

ドラマでは、原作漫画と異なる物語の展開がしばしばあります。

たとえば、連続強制わいせつ事件での聴取など。

 

ドラマでは、一貫して”川合の成長”部分によりスポットを当てて、

物語を描き出しているように感じました。

 

というのも、原作漫画はどちらかと言えばオムニバス形式。

各キャラクターごとの視点があり、各キャラクターに物語がある。

漫画では、1話が比較的短いし、物語の展開のスパンもドラマより自由が利きます。

なので、ロングランで様々な視点から物語を展開させていくことができます。

 

ドラマでは、シーズンという区切りがあります。

各話の中で物語を展開させつつ、

シーズン全体でもより大きな枠組みでも物語を展開させる必要があると思っています。

 

原作をそのままドラマにすると、各話の完成度は高いと思いますが、

シーズンの中で物語を完結させることが困難になるように思います。

 

原作漫画では、あのオムニバス形式の物語展開がマッチしていますが、

ドラマという表現に移管するとき、どうもそのまま移管させる訳にはいかないようだ、という都合が見えてきました。

 

そのため、女性警察官のいろいろな部分は、

なるべく川合に集中させて、より物語の主人公らしく組み替える。

という構成になっているんだなぁと感じた次第です。

 

ストーリーラインだけでなく、物語の主軸を立てるにあたり、

今回のドラマシリーズでは、

川合の成長”という部分にスポットが当たっているのかなと思います。

 

となれば、ドラマ版でサブタイトルが~たたかう!交番女子~となったのも、

個人的には納得がいきます。

ドラマハコヅメは、川合麻衣というuniqueな交番女子が、

警察業務を通じてぶち当たる現実・障害と戦いながら成長していく

という物語として描こうとしているのだと感じました。

 

ただ、色んな視点から見れるのが、ハコヅメという物語の良さだと思っています。

たとえば、同期の桜編なら、藤部長視点から物語を描くこともできるでしょうし、

奥岡島事件なら源部長視点から物語を描くこともできるでしょう。

今シーズンのドラマは、それが川合だった、というだけの話だと思います。 

伊賀崎交番所

ドラマの物語で一番驚いたのは、

伊賀崎交番所長、ガンガン物語に絡んでくるじゃん!”です。

 

副署長と宮原部長の役割を統合させているのかな、と感じました。

同期の桜編をちゃんとやろうとすると、絡んでくるキャラクターが多すぎて、

全員のバックをちゃんとやろうとすると、めちゃ時間かかっちゃいますもんね。

 

牧ちゃんの聴取が川合に移管されたように、

副署長や宮原部長の役割も、伊賀崎交番所長に移管されているのかなと。

 

たとえば、特別編②で、

伊賀崎交番所長に妻子がある、という展開になっていましたし。

もしかしたら鬼瓦教官は出ないか、

出ても副署長の奥さんではないかもしれないですね。

 

他にはカナですね。

聴取を女性警察官に頼みたい、のところで生安の女性警察官

というフレーズだけで出てきましたが、

今シーズンでの本編登場あるのかな??

 

 

各話感想

第1話

まず、アンチ警察さんにびっくりしました(笑)

こんな人現実にいる?

私自身は、交通違反の切符を切られたことがないので、

実体験としてはどんな感じなのか分からないですが、

あそこまで切れてしまうものなんですかね。

 

「なんで俺だけ」というフレーズは、私たちの現実でもたまに聞きますし、

なんなら私もたまに思ってしまうこともありますが。

それでもやっぱり自分が何か注意・指導を受けるようなことをしてしまったことは、

事実なんですよね。

それを棚上げして、被害者ぶるのは違うよな、と思う次第です。

半分は自戒です。

 

1話は感情が乗っている藤部長(戸田恵梨香さん)の演技がとてもよかったです。

いいじゃん 警察官だって人間なんだから

 せめて気持ちよく切符切りたい

のシーンがとても印象的です(笑)

 

あと、後々の展開を考えると、藤部長の口から【パワハラ】発言が出たのは、

よい変更だったなと思います。

また聞きよりも、本人から告げられる方が後の展開に活きるなと。

言い方もさらーっと流して言っている感じが、

印象に残るけど、印象的すぎないといいますか。

うまい表現が見つかりませんが、それくらい良かったです。

 

通常点検は、もう、藤部長のホイッスルからの澄まし顔が大変ツボでした(笑)

第2話

2話でハコヅメってモノローグ多かったんだなっていうのを実感しました。

こう、思い返してみれば心の中でツッコんでるパターン多いですよね。

 

優太くんのお爺さんの検視からのガサ入れへの流れが綺麗でした。

検視の現場で藤部長との偉大さのギャップに凹みつつ、

ガサ入れではしっかり女性への思いやりを発揮する、という変化が、

1話の中で端的に描かれていたと思います。

下ネタ部分はばっさりカットされていましたが(笑)

 

ガサ入れ中に川合が耐えられなくなったシーンは、

その27 トラウマ”での宮原部長との対話が想起されました。

トラウマでは”警察業務との向き合い方”と”交通事故・運転への警鐘”が、

描かれていると思っているのですが、

その内”警察業務との向き合い方”が部分的に援用されているなと感じました。

 

もしかしたら宮原部長の出番もカット?

とすると、同期の桜編の解決は・・・。

第3話

ついに、序盤の山場かつ川合の似顔絵捜査官デビューとなる、

連続強制わいせつ事件編です。

川合のインパクトたっぷりの似顔絵がたまりません(笑)

 

展開として、原作では牧ちゃんが聴取していたところが、

川合になっています。

そのつながりで、”その59 正義のジンクス”での、

山田から川合への指導も同時に描かれていました。

山田イケメンでしたね!!!

 

これも、川合の成長の重要なファクターであるため、

先行的に話を入れ替えたのかなと思います。

 

会話の表現はかなーりマイルドになっていましたね。

そのままのセリフでは、放送的に厳しいんですかね。

ただ、原作読んでいる人と読んでいない人だと、

受け取れる情報量に乖離が出そうな気もしました。

 

ただ、藤部長と源部長の議論部分がカットされて、

川合への指導のみとなってしまったのは少し残念でした。

 

第4話

序盤の山場である連続強制わいせつ事件編解決です。

被害者女性に寄り添い続ける川合の姿勢が良かったです。

あと、伊賀崎交番所長がかなりアクティブに動いていましたね。

 

米田班長の俳優(矢柴俊博さん)さん、一瞬秀山課長っぽいなと思いました(笑)

特別編①

大部分は今までの要約でした。

合間に入る刑事課内のやりとりはとても面白かったです。

それにしても、藤部長は源部長に異動の理由話してないんですね

そこだけ引っかかりました。

その要素がこの後どういう展開に繋がっていくのか気になります。

 

特別編②

伊賀崎交番所長が妻子持ちであるという設定にびっくり。

 

最後に

連休中に、放送に追いつけて良かったです。

今週からは、ちゃんと毎週見ようと思います。

 

ドラマハコヅメは、

原作ハコヅメとは異なった視点からの物語なんだなと分かりました。

それぞれの魅力をそれぞれのものとして、享受出来たらいいなーと思う次第です。

 

以上。

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