個人的に今一番熱い漫画!
ハコヅメ~交番女子の逆襲~
本日最新巻(16)発売です!
いやぁ、今巻も笑いあり涙あり考えることありの最高の1巻でした!
【概要】
架空の県岡島県の警察。
物語は主人公・川合麻衣が町山交番で、ペア長の藤聖子巡査部長と出会うところから始まります。
一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちと笑いあり涙あり考えることありの、
交番ヒューマンドラマ漫画になっております!
【今巻感想】
本当は1巻1話ずつ、この巻はこんなところがよくて、この話はこんなところが好きでと、
話していきたいところですが、さすがにそれは憚られるというもの。
泣く泣く話題を絞って話させていただきます!
まず表紙。
川合と源部長がめっちゃいい顔してますね。
個人的に今巻で一番好きな話は、その140”天才と凡才”
この話では、本部捜査一課のエースコンビ、鎌田巡査部長と中富係長が登場します。
この2人は現在モーニングで連載中の”ハコヅメ別章 アンボックスにも登場する2人です。
特に中富係長は、本部捜査一課のエース取調官!
源部長もまた、一流の取調官ですが、タイプの違うこの2人が鮮明に描き出されております。
そして、この2人の対比とともに、それぞれの上司町山警察署刑事課長と本部捜査一課米田班長の、チームに対する考え方の違いも対照的に描かれています。
”天才と凡才”
源部長は独特の感性と、魔性の語りで被疑者を落とすまさに天才。
対して、中富係長は源のような華こそないものの、周囲を尊重しつつ結果を出す平凡な頑張り屋さん。
どちらが正しいということはないです。しかし、この2つの在り方はなかなか相容れない在り方ではないでしょうか。
比較されていることから、いつもニコニコの源部長も笑顔の裏のピリピリが隠しきれていません。
こういった人間の複雑な心模様の描かれ方もハコヅメの魅力です。
キャラクターたちにとても人間を感じます。
ピリピリモードの源部長でしたが、川合にズバッとやられ、ペアの山田に慰められ、最後はいつものハコヅメな雰囲気で終わります。
魅力的な新キャラの登場と、これまであまり見られなかった嫉妬にかられた源部長が魅力的な1話でした。
そのほか、カナのダーティな側面、アンボックスの物語を暗示する”最後の昼餐"などなど、今巻も魅力たっぷりな1巻となっていました。
・・・そういえば、今巻、牧ちゃん出てなかったですね。←牧ちゃんスキー
→”最後の昼餐”の集合絵にいました。
以上。