Compassブログ ~人生という航海へ向けて~

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【漫画感想】テロール教授の怪しい授業(1)(2)

”テロール教授の怪しい授業”という漫画について紹介します。

 

社会学、という学問領域があります。

私はきちんと学んだことがないのであんまりちゃんとした認識は持てていまぜんが、

この漫画は、社会学で取り扱うような内容のうち、

特にカルトテロリズムなどの超導入的な話を取り扱ってる・・・と思っています。

 

以下、あらすじとこの本の魅力、あとは個人的に思うところについて書いていきます。

 

【あらすじ】

「このテロリストどもめー!!!」

春から進学で上京した気弱な主人公・佐藤光一は、

ティム・ローレンツ教授の基礎演習にて、

開口一番このように罵倒されてしまう。

曰く、”大学生はテロリスト予備軍である”と。

ローレンツゼミに所属することになった佐藤たちと愉快なティム教授と、

アンチテロリズムを学ぶ反暴力的なレクチャーである。

 

1巻は主に大学生を対象とした、テロリズムの基本的な考え方、

そして、大学生を取り巻く怪しい団体とその予防について描かれています。

・・・表紙がなかなかインパクトありますネ。。。

 

 

2巻は東京オリンピック!!

オリンピックは歴史的にテロリズムの対象となりやすいそうです。

そして、ティム教授のゼミ活動として、

テロリストのロールプレイングシミュレーションを行うことになります。

佐藤たちゼミ生がテロリストで攻撃側、

オリンピックに警備として携わる社会人の山村さんが防御側。

ロールプレイングを通じて、テロリストのある種合理的な考え方、

社会とのコミュニケーションについて描かれています。

 

 

この本の魅力

この漫画は社会に興味を持つきっかけとなった本です。

 

例えば、メインテーマであるテロリズム

メディアを通じて、なんとなく危ない人たち的な印象しかありませんが、

どこか対岸の火事のように思っていませんか?

日本でも例は少ないかもしれないですが、いくつか事例があります。

あさま山荘事件”やオウム真理教による”地下鉄サリン事件など。
対岸のように感じられますが、無関係ではないのです。

 

日頃、意識することこそ少ないですが、社会生活を営むうえで必要なエッセンスを、

学ぶきっかけとなる漫画だと思っています。

 

難しい話だなぁなんて思われるかもしれないですが、

純粋にエンターテイメントととしても面白いです。

ティム教授のインパクトあるキャラクターが読んでいてツボです。 

 

また、話と話の間にある”COUNTER MEASURE”も参考になることがたくさん書いてあります。

私も、普段漫画を読むときは、間の文字がいっぱいのページは読み飛ばすことが多いですが、

この本のそれは読んだ方がよいです。

ためになります。

 

所感

今、春、ですよね。

春と言えば、いろいろなことが始まる季節です。

新しく1人暮らしを始める大学生とか新しく1人暮らしを始める新社会人とか。

 

始めは悠々自適な1人暮らしですよ!

遅くまで遊んでても文句を言ってくる親もいない。朝のトイレ争奪戦もなければ、リフレッシュタイムのテレビの取り合いもない。

まさに天国!!

でも、楽しい1人暮らしも1か月もすると心細さを感じてくる頃ではないでしょうか?

 

怪しい団体って、そういう心細さを狙ってくるように思います。

だからこその、予防接種です。

この社会にどういう人たちがいるのかを知ること、

そして、その対処法について知見を持つこと。

自分を守るために重要なことです。 

 

 

心から話は少し変わります。

認知閾という言葉をご存じでしょうか?

なかなか説明が難しいので、Wikipediaさんから引用です。

(あんまり好きじゃないんですけどね)

“認知閾(にんちいき、英語: Cognitive threshold)とは、人間にとって理解が追い付かなくなり始める社会問題の複雑度のことである。理解できないほど複雑な問題に直面した社会の構成員は不合理な思い込みを優先するようになり、問題への対処を誤り続けることによって、事態を悪化させてしまう。この状態が何世代も継続してしまうと、必ず社会が崩壊する。認知閾は、アメリカの社会生物学レベッカ・コスタ(英語版)が著書『文明はなぜ崩壊するのか』の中で定義した概念である。”

[引用]「認知閾」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。

2019年8月1日 (木) 00:18 UTC

 

私たちが今生きている社会って、すごく複雑ですよね。

政治、経済、自然環境、労働問題、ジェンダー問題などなど。

それらの是非について、このブログで取り扱う予定はありませんが、

私たちが生きるこの社会は、非常に複雑に、様々な要素が入り混じっています。

 

何が正しい、これが正しいって簡単に言えない問題が多すぎますよね。

 

だから、ちゃんと社会と向き合いましょう、というススメです。

あまりに無関心でいると、ある日突然とんでもないことに・・・、

なんてなったりしたら嫌ですよね。

 

そういった社会問題に触れる・考える入門的な漫画として、

この漫画がいいんじゃないかな、というお話でした。

 要はきっかけです。

興味を持ったら、自分で調べてみる。です。

私の好きな言葉に

何事も、過信と鵜呑みは禁物」というものがあります。

自分で調べて、自分で考えて、判断を下すように心がけたいですね。

 

なんか後半ぐだぐだしてしまいましたが、

以上!

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