Compassブログ ~人生という航海へ向けて~

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【漫画感想】味噌汁でカンパイ!(11)

本日『味噌汁でカンパイ!』最新11巻発売です。
さっそく読んだので、感想を書いていきます。

 

 

作品概要


主人公・四位善一郎(善ちゃん)は幼いころに母親を亡くした父子家庭の男子中学生。
父親も激務の仕事であるため、朝ご飯は手を抜きがち。
ある日、善ちゃんがコンビニでインスタント味噌汁を買っている所を発見した幼馴染のヒロイン三井野八重は、
そんなものばっかり食べていちゃいけないと、善ちゃんの家に突撃し、
朝ご飯を作ると宣言!
朝の食卓の顔、お味噌汁を作るが大失敗!
試行錯誤の末、見事おいしいお味噌汁を作れた八重は、
善一郎に衝撃の告白をします。
「あたしね、ずっと・・・前から・・・・・・

 

善のお母さんになりたかったの!

 

味噌汁を起点に紡がれる、少年少女のハートフルお味噌汁ラブコメディです!


感想


今巻では8巻で作った自家製お味噌が遂に完成!
みんなで試飲会をすることになりました。

それぞれ自分の作ったお味噌を元に味噌汁を作ろという話になっていたのですが、
そこで善ちゃんがあるアイデアを実行します。
これがまた可愛いのです。

この話を読んでると、自分でも味噌作ってみたいな、みたいに思っちゃいますね。

 

また、この巻では全国のご当地味噌汁が紹介されています。
こうしてみると、地方ごとにやっぱり文化って違うんだなって思い知らされます。
お味噌の種類でさえ、豆の種類、麹の種類の違いでいろいろあるんですから。
こう、いろいろあるんだぜ!ってなると、飲んでみたい!って気持ちになります(笑)

ほかにも、同級生の十部くんと一之瀬ちゃんの仲も少しずつ進展してきていて、
今後がとても楽しみです。

 


そしてそして! なにより!
今回一番グッときた話は、64杯目"お味噌汁がくれたもの"ですっ!!

同級生の六角くんの従姉が海の家を経営しているとのことで、
仲良し組で夏休みのお手伝いに行きます。

休憩中、従姉の岬さんと八重ちゃんがおしゃべりすることになるのですが、
そこで八重ちゃんが善ちゃんの朝食づくりをしようと思った気持ちを知ることができます。


それがまあいじらしくて可愛くて。

善ちゃんは八重ちゃんへの恋心を自覚していますが、
八重ちゃんは善ちゃんのことを大切に思っている自覚はあっても、
それがどういうものであるか、まだその答えを持っていません。

そんな八重ちゃんの純粋な心のありようが、とても可愛いのです。

「一日の始まりは朝ごはんにあり!
 誰かに作ってもらった朝ご飯はね、おなかだけじゃなく心も満たすのよ。
 あんたも、いつか愛情たっぷりの朝ご飯を作ってあげる人になりなさい。」

 

八重ちゃんのお母さんのセリフですが、いいですね。。。

私も誰かにそんな朝ごはんを作ってあげたいし、それよりもっと朝ごはんを作ってもらいたいです。


この物語を読むといつもお味噌汁が飲みたくなってしまいます。
私も一人暮らしで働いているので、やっぱり自分でご飯を作るとなるとやっぱり大変で・・・。
特に朝なんて少しでも長く寝ていたいから、ちゃんとお味噌汁を作るなんてもう何年もやっていないですね。

 

私が思うこの物語の一番の魅力の一つは、

一生懸命可愛い八重ちゃんはもちろん、善ちゃんが可愛いことです。

母親の死と向き合うこと、八重ちゃんとの関係など、

思春期らしくいろいろな悩みを抱えている善ちゃんが、

一歩ずつ前に進んでいこうという、その気持ちがとても可愛いです。

 

これからの善ちゃんと八重ちゃんの物語に期待です!!

 

 

以上。

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